「展示会統計に係る第三者認証制度」の目的

展示会統計に係る認証制度について定めることにより、信頼性と透明性の高い展示会統計を整備する。

そのために、展示会産業に係る定義や統計データの指標を統一し、展示会統計の標準を確立する。

背景

 展示会産業は、集客効果が極めて高い産業です。「ヒト・モノ・情報」の交流を促進し、産業の発展に寄与するほか、地域資源の対外発信力や購買力が向上し、新たな産業の創出につながるなど、地域経済に対して幅広い波及効果をもたらします。

 我が国の産業は成熟期を迎えています。今後の大きな内需拡大は期待しづらい状況であるため、成長著しいアジア諸国を中心に海外の需要を積極的に取り込み、国内外の企業間取引を活発にする必要があります。そのためには、我が国の展示会産業の国際化を図り、活性化を推進することが重要です。

 しかしながら、我が国の展示会産業では、各種指標が不明確で、かつ指標基準が統一されておらず、展示会の開催実績等についての包括的な統計が整備されていません。このような中、経済産業省は、展示会の統計および展示会の活性化方策について、平成22年度に展示会統計における標準を確立し、平成23年度には「展示会統計に関わる認証制度」を設計、平成24年度から認証制度を導入しました。

必要性と意義

 世界の市場が拡大するほど、国際的な展示会を求める傾向は強くなっています。

 我が国の展示会産業が、閉鎖性の高い構造から脱却し、真に国際性を持つ展示会を開催できるようになるためには、世界と比較可能な統計(来場者数、出展者数等)を整備する必要があります。展示会は、正確な統計によってはじめて、透明性・信頼性の確保された「質の高い展示会」であるという保証を得ることができ、その結果、より質の高い出展者と来場者を確保することができるようになります。このように、認証制度を推進し、統計を整備していくことには、展示会を国際化し、海外から出展社・来場者を招致するために大きな意義があります。

 展示会主催者おかれましては、認証制度を積極的に活用することが望まれます。

認証制度の効果

  • 認証制度を導入することにより、展示会についての標準化された統計が整備され、我が国の展示会産業の経済波及効果の測定ができるようになります。
  • 統計が整備されることにより、我が国の展示会産業の現状や動向、その国際的優位性を分析することができるようになり、その認識に基づいた中長期的な展示会戦略を立てることができるようになります。
  • 認証制度の存在は、我が国の展示会の信頼性と透明性を高め、国内外からの出展あるいは来場を促進します。結果、我が国の展示会産業、ひいては我が国の産業の国際化・活性化が推進されます。
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